糸数グスク 南城市糸数
 
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【場所】
沖縄県南城市玉城糸数の高台に位置する。南城市玉城糸数667にある「南部観光総合案内センター」前に、糸数城址と書かれた案内板がある道を登って行くとグスクがある。
 
【駐車場】
グスク前に駐車場のようなスペースがある。
 
【遺構】
戦争により一部破壊したらしいが、見事な城壁が多数あり、城門も残っている。
 
【歴史】
糸数グスクは14世紀初期、玉城城の玉城按司が、三男を糸数按司に任じ築城させたといわれる。糸数按司の臣下だった怪力無双とうたわれた「比嘉ウチョー」が、資源調達のために国頭地方に行った留守中に、上間按司が急襲したため落城したといわれる。なお比嘉ウチョーは上間軍相手に奮闘したが戦死したらしい。
 
【景色】
糸数グスクは、標高180mを越える高台にあり、城壁の合間に北方面の展望がある。 
 
【感想】
沖縄屈指の名城であり、個人的には沖縄の城跡で最も気にいった。とにかく、万里の長城のような城壁が素晴らしい。なぜ観光名所にならないのか不思議なほどである。
 
糸数城周辺には、玉城グスク知念グスク、安次富グスク、大川グスク、仲栄真グスク、船越グスク、垣花グスクミントングスク大城グスク、佐敷グスク、ミーグスク、大里グスクと13ものグスクがあり、グスク巡りが楽しいところである。
 
 
城壁は崩れている箇所もあるが、かなり高く迫力がある。
 
 
 
 
崩れた石垣と地形に沿って作られた石垣、後方に見えるのは糸数気象台。このような城壁は内地にはないだろう。
 
 
 
城門。ここだけは野面積みではなく、石を切って積み上げた切石積みになっている。かつては門の上に櫓が架けられていたらしく、その名残がある。
 
 
 
糸数グスクは、標高180mを越える高台にあり、眺めが良い。 
 
 
 
 優美な曲線を描く城壁。
 
 
 
雨の日の城壁。
 
 
 
空の青、石灰岩でつくられた城壁の白、草の緑が美しい。
 
 
 
上の写真と同じところの雨の日の光景。
 
 
 
 
 
 
 糸数グスクの東に広大な広場がある。
 
 
 
霧が出ている日は高原のようだ。
 
 
 
木の間から城壁が見えるのも良い。
 
 
  
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