知念グスク 南城市知念 
 
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【場所】
沖縄県南城市知念字知念の丘の中腹にある。国道331号線、知念バス停(照喜名商店前)の脇の路地を丘の方へ登って行くと、中腹に知念グスクの駐車場がある。県道86号線の沖縄刑務所のある高台の道からくる場合は、カフェくるくまの脇の急坂を下っていくと知念グスクの駐車場に着く。
 
【駐車場】
グスクの入口に十数台停められる駐車場がある。

【遺構】
野面積みの古城(クーグスク)とアーチ門を備えた切石積みの新城(ミーグスク)の二つの郭がある。近くには、知念按司墓、知念ノロ屋敷跡、知念大川、沖縄における稲作発祥の地であるウファカルなど旧跡が点在する。

【歴史】
古城が作られた年代は不明だが、古城は知念按司の居城だっという。新城は、尚真王(1477-1526年)の時代に遥拝所として築かれた。城内にある友利之嶽(とむいぬたき)が東御廻りの聖地となっている。
 
【景色】
樹林に覆われた丘の中腹にあるため、樹間から少し海が見えるが、ほとんど展望はない。

【感想】 
石積みの美しいグスクであるが、美しいが故に、野面積みの糸数グスクや玉グスクほどの迫力はない。しかし、小規模ながらも古い遺構が多数残っており、一見の価値がある。
 
 
城内から見た新城の門。
 
 
 
城内は割と狭い。知念グスクは聖域として用いられて来たからだろう。そのため、グスクとしては珍しく丘の頂部ではなく、丘の途中に作られている。 手前がクーグスク時代の石積みで、その背後がミーグスクの石積みだろう。新旧二つの石積みを見ることのできるグスクも珍しい。
 
 
 
城壁は切石積みで美しい。
 
 
知念大川(チネンウッカー) 
 
 
 
 
 
 
 
 
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