新垣グスク 中城村新垣
 
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【場所】
沖縄県中城村新垣1094の手前。県道35号線の新垣集落の南端、中城湾に向かって道が下るところから、北へゴルフ場(オーシャンキャッスル)の脇を通る道を上がっていくとグスクに登る階段がある。なおグスクはハンタ道のコース上に位置する。
 
【駐車場】
グスク登る階段の路肩に駐車することができる。
 
【遺構】
新垣グスクは、一の曲輪から四の曲輪まである、
堀切や土塁が残っているらしいが、一見するとわからない。ただし地中から土器・青磁・須恵器・鉄鏃などが発掘されたという。また、グスク内には古くから使われていたと考えられるイリヌカー、グスクのすぐ近くにはワーランカー、グスク直下には水量豊富なミージャーガーがある。
 
【歴史】
築城されたのは、出土した遺物から14世紀前半ごろと推定されている。グスク内には御嶽および祭祀場などがあり、新垣集落の重要な拝所となっている。
 
【景色】
グスクは標高150mほどの高台にあり、樹間から中城湾の眺めが美しい。グスクから200mほどのところにある、ペリーの旗立岩展望台からの展望が良い。
 
【感想】
現在は拝所があるのみで、遺構はほとんど残っていないが、樹林におおわれた拝所付近は雰囲気が良く、好きなところだ。
 
 
ウチバラノ殿
 
琉球国由来記にも記載のある由緒ある拝所であり、戦前までは5月、6月のウマチー(稲の収穫祭)には区民総出で拝みをしたという。石積みの立派な拝所で、現在も拝みをする人を良く見かける。
 
 
イリヌカー
 
 ウチバラノ殿のとなりにある浅い井戸で、雨が降ると水が溜まる。
 
 
 
片隅に新垣グスクの案内板が立っている。
 
 
 
グスク内には小さな拝所が多数ある。
 
 
  
根所(ニードゥクル)
 新垣集落発祥の地であり、現在は拝所となっている。
 
 
ワーランカー
 
新垣グスクに隣接した井戸で、石灰岩の露岩の下から水が湧いている。この井戸は枯れることが少ないようだ。水も意外に冷たい。
 
 
 
 
新垣グスクの全体像。
 
 
 
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