大湧(ウフワク) 本部町伊野波
【場所】
沖縄県国頭郡本部町伊野波575の川側。海洋博方面に向かう、県道84号線の本部町の中心街のすぐ手前、「島豚屋」という沖縄そば屋のある交差点を北に曲がってしばらく行くと伊野波集落があり、その中に大湧がある。
【駐車場】
湧水の脇に短時間なら停めても大丈夫かと思います。
【歴史】
現在の大湧は、近代的な設備であり、近年整備されなおされたのだろうが、この湧水は伊野波集落ができたころから長く使われてきたと考えられる。
【現在の利用】
水は各民家に水がひかれており、現在も雑用水などに使われているそうだ。
【感想】
これまで沖縄県の湧水を200箇所以上めぐってきたが、その中で最も水が澄んだ湧水だ。住宅街の中から大量に湧く水のあまりの美しさに、心から感動した。湧水ファンならずも、一度は訪れてほしい場所だ。大湧の目の前には、川ガーというこれまた素晴らしい湧水がある。
川の脇に大湧があり、湧水に降りる立派な階段がついている。
4個所の穴から水が、近代的に整備されているのも、現役の湧水だからこそだろう。
上の写真と下の写真の計7か所から、勢いよくあふれ出すだけの水が湧いている。
水は、本当にきれいで、なめらかだ。
水底から大量の水が湧いている。
伊野波の湧水のすごいところは、住宅街にも関わらず、水底のいたるところから水が湧いているところだ。
手前と奥に見える塩ビ管から、各民家に水がひかれている。