識名壕 那覇市識名
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【場所】
識名にある光明寺の脇にある。光明寺バス停から、光明寺脇の階段を登り、すぐ左に下の写真のような壕の入口がある。
【駐車場】
付近に駐車場はない。
【沖縄戦での戦闘】
4月中旬に病院部隊が来るまでは住民壕であったが、住民を追い出し、62師団ナゲーラ壕野戦本部病院の分院壕となった。昭和高女（でいご学徒）が南部撤退する5月末までの間、看護活動を行った。米軍の攻撃を受け、ガマにあった手榴弾が暴発し、生徒に死者が出たという。
【感想】
住宅街の中に、というより民家の下に沖縄戦で使用された壕があることに驚いた。壕内にも比較的簡単に入ることができるので、身近な戦跡と言えるだろう。 住宅街の中で拝所でもあるので、静かに見学したい。
この細い路地の先に壕がある。
細い階段を下りていく。
拝所があり、千羽鶴が置かれていた。内地の小学校のものであった。
壕内は広い。死の文字が、圧迫感を倍増させる。
壕の奥は人工的掘られたと思われる通路が奥まで続いている。
通路の先は崩落していた。
