九六式十五糎榴弾砲 西原町与那城
 
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【場所】
西原町与那城124 の西原町中央公民館の建物の左から裏に回ったところにある。案内板がないためわかりづらいが、とにかく建物の裏にまわれば良い。
 
【駐車場】
西原中央公民館に広い駐車場がある。
 
【来歴】
説明版に書かれたことを記す。
 
『この榴弾砲は、去る太平洋戦争の沖縄戦において、日本軍が使用した大砲で、平成16年12月、西原町幸地集落南西部の陣地壕跡から発見された。西原町は、この榴弾砲が原型を留めないほどにすさまじい日米両軍の戦闘がくりひろげられた激戦地で、当時の住民の約47%の尊い命が犠牲になった。破壊された榴弾砲をこの地に展示することにより、戦争の悲惨さ、愚かさを認識するとともに戦争のもたらす恐ろしさ、悲しさを語り継いでいくてがかりとしてほしい。二度とあの忌まわしい戦争を起こしてはならないという誓いと、平和の尊さを実感し、さらには平和教育の資料として役立つことを願い、終戦60年の節目にあたりこの榴弾砲を展示する。
平成17年8月15日 西原町』
 
当初、この榴弾砲は西原町立図書館の前に展示されていたが、住民の反対でこの地に移設されたという。
 
 
【感想】
九六式十五糎榴弾砲は日本では靖国神社とここにしか現存していない。公民館の裏手に隠されるように展示されているが、沖縄戦の現実を知る貴重な武器である。図書館と言わずとも、もう少しわかりやすい場所に展示してもよいのではと思う。実物は迫力が違うので、一見の価値がある。
 
 
実際に見ると写真以上の迫力がある。
 
 
 
 
台座にしっかり固定されている。 
 
 
 
砲身長は約3.5mあり、最大射程は11,900mらしい
 
 
 
 
 
細かい部品も残っている。
 
 
 
デイゴの下に佇む榴弾砲
 
 
 
説明版に榴弾砲の詳細が書いてある。沖縄では戦跡や武器にほとんど説明をつけないことが多い。
 
 
 
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