161.8高地陣地 中城村北上原
 
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【場所】
中城村北上原にある消防学校脇のハンタ道上の急な階段を登り、「キシマコノ嶽」と「161.8高地陣地」の案内板があるところから、斜面上方へ踏み跡を登って行くと監視哨が見えてくる。
 
【駐車場】
消防学校脇に路上駐車することができる。
 
【沖縄戦での戦闘】
沖縄戦に備え、日本軍が建設した高地陣地。沖縄戦最初期の1945年4月5日から6日かけて戦闘が行われた。日本軍は独立歩兵第14大隊第1中隊の総員150名(中隊長谷川精司中尉)が巨大な兵力を持つ米軍と戦闘を行い善戦した。米軍はこの高地陣地を「ピナクル」(尖塔)とよんでいた。二日間の戦闘で生き延びた日本兵は20名あまりだっという。
 
【感想】
沖縄戦後69年経って、原型をとどめたまま放置されている監視哨が残っていることに非常に驚いた。ハンタ道上に多少の案内版があるが、高地陣地には何ら説明もなく、立ち入り禁止の看板もない。是非このままにしておいてほしいものである。監視哨の上は非常に眺めが良く、僕はここでお昼寝するのが好きである。 
 
 
監視哨の入口。自然の岩盤を加工して作られている。
 
 
監視哨の内部。この小窓から北谷沖を埋め尽くす戦艦を見たのだろうか。 
 
 
 
 小窓が開いているがこれは下に落ちているコンクリートが落ちたて穴が開いたのだろう。
 
 
監視哨を下から見上げる。岩峰の頂上にあることがわかる。 
 
 
監視哨の下にある壕。中は10畳ほどで狭い。奥は落盤しているので、かつてはもう少し広かったのだろう。 中に簡単に入ることができる。
 
 
監視哨の上から北谷方面を眺める。 
 
 
 中城方面と中城湾を眺める。太平洋と東シナ海の両方を眺めることができるので、最高の監視場所だったのだろう。
 
 
南上原方面を振り返る。 
 
 
 下に見える道路から長い階段を登って行く。
 
 
 南上原方面から、監視哨のある丘を眺める。
 
 
 
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