【場所】
南風原町本部236−1付近の、南星中学校の裏手、本部と照屋の境界付近にある。
【駐車場】
カーの脇に駐車できるスペースがある。
【歴史】
案内板には次のように記されている。
その昔ある識者から、「この地に弓矢を射れば水が湧いてくる」とのお告げがあり、そのとおりに弓矢を射たら水が湧きだしたとの伝説がある。それで、この名が付いたと言われている。下に降りる形式の井泉であり、とても清らかな水で、おいしいと評判であった。照屋区の正月の若水(仏壇にお供えする水)はここから汲んだ。
かつて照屋と本部でユンヌカーを巡る争いがあり、本部と照屋には、両集落の方を向く
シーサーが設置されたらしい。
【現在の利用】
拝所として利用されているだけのようだ。
【感想】
照屋集落の重要な井泉だったようだが、現在は水を見ることもできず、残念な井泉である。かつての降り井戸だったころの名残を少しでも残して保存してくれればと思ってしまう。