【場所】
沖縄県中頭郡北谷町吉原408 川田アパートのすぐ下。県道24号線の北谷中学校とポリテクセンターの中間あたりの坂道の途中に位置する。
【駐車場】
駐車場はないが、湧水へ下るところの県道脇の路肩が広くなっている部分に、多少の時間なら停めることができるだろう。
【歴史】
石碑に掘られている1959年改修ということ以外、詳細な歴史は不明だが、かなり古い時代から使用されていたのだろう。
【現在の利用】
現在も綺麗に清掃されていることから、地元の方が管理しているのだろう。水そのものは使用されているのか不明である。
【感想】
県道のすぐ脇にある湧水にも関わらず、周囲の雰囲気が良く、一見の価値がある。
吉原集落内の窪地に湧水がある。
石段から湧水へと降りていく。
水槽には扉があるが、壊れている。
水槽の中は、とてもきれいな水で満たされている。
湧水の脇には、溝改築寄付者の名前がある。湧水そのものの改築ではなく、「溝」となっているのは何故だろう?
1959年3月に改築されたようだ。
水槽の反対側には、石橋があり、これを渡って、湧水へと降りられるようになっている。右隅にはコンクリートの蓋で覆われている箇所があるが、かつては洗濯などに使用された水槽と考えられる。
湧水付近は、とてもよい雰囲気だ。
湧水から流れ出た水は、この水路を通って流れていく。
県道の下には低いトンネルがあり、水とヒトが通れるようになっている。