与那原親川 与那原町与那原
 
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【場所】
沖縄県島尻郡与那原町与那原の綱曳資料館前。
 
【駐車場】
綱曳資料館に数台止められる駐車場がある。
 
【歴史】
碑文には以下のように書かれている。与那原の発展と深くかかわる湧水であることがわかる。
 
与那原親川は天地開闢のむかし、御殿山に天降りした天女が、その御子の出産に当たり、産湯を召したという神話に発し、琉球王朝時代は国王の久高島参詣、聞得大君の御新降り(ウアラウリ)や東御廻り(アカリウマーイ)の際、首里出発後最初の拝所となり、休憩地として御用水を献じたところと伝えられている。
 
澄みきって冷たい水が滾々湧き出るこの古泉は人々の尊崇をあつめた霊所であった。
 
与那原発祥の頃、我々の祖先は上の毛の高台から下方隆起沖積しつつある海岸におりたって、この泉を中心に村立をはじめ、豊富な余剰水を利用して新島原一帯に広い水田を開いたという。
 
親川の広場はデイゴの古樹に囲まれ、町民の団結と憩いの場所として集会所となり催し場となった。
 
与那原の大行事大綱曳もここから出発し、ここで集結する。
 
町の発展と人々の健康を祈願する場所だからである。
 
上原良知撰文
 
昭和五十五年四月
 
親川拝所復旧期成会建立
 
【現在の利用】
拝所として利用されているようだが、水が使用されているかどうかは不明。
 
【感想】
与那原の発展を支えた湧水であるからであろう、立派な社が建っており、今でも地元の方々に大切にされていることが伝わってくる。しかし、水が湧いているところを直接見ることができないのが残念である。
 
 
灯篭があり、神社のような社がある。与那原町の湧水はこのような造りのところが数カ所ある。
 
 
 
綱曳資料館の前に湧水が位置している。
 
 
 
湧水を裏から見たところ。 
 
 
 
与那原親川を詠んだ歌碑がある。「与那原の親川 あまくらかゐちゃうん なまくらやあらぬ 思姉おすし」と書かれているが、千葉出身の自分には解釈不能。
 
 
 
水道水ではないことを明記する張り紙と、与那原親川の由来が書かれた碑文がある。
 
 
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