ヤンガー うるま市
 
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【場所】
沖縄県うるま市与那城上原58の西側20m。海中道路から宮城島に至り、宮城島の北側に位置する与那城池味集落付近に「ヤンガー」と書かれた案内板があるので、それに従い左折し、比較的広い道を島の上の方へ登って行くと、左側にヤンガーがある。

【駐車場】
付近の路上に停められるスペースがある。

【歴史】
以下のように説明板に記されている。
 
「琉球石灰岩と第三紀層泥炭岩(沖縄方言:クチャ)の地質で成り立つ宮城島は、雨水を保水する理想的な地形で多くの湧き水を持っています。その中でも一番の湧出量をもつヤンガーは、1849年(尚泰2年、嘉永2年)に与那城間切の地頭代の名嘉村親雲上と池味親雲上が住民19人の協力を得て、石垣の改修工事をしたことが琉球王府の歴史書「球陽」に記録されており、この石造が当時の建築技術の高さを今に伝えています。また、かつての上原と宮城の両ムラに住む人々にとっては飲み水としてだけでなく、現在でも毎年正月の若水や、赤子が生まれたときの産水としても使用されており、日常生活に欠かせない貴重かつ神聖な水源となっています。」

【現在の利用】
説明板にも書かれているように今でも若水、産水として使用されているようである。

【感想】
離島にこのような大規模湧水があるとは、驚いた。
宮城島には多数の湧水があるらしいが、今回は同行者がおり、マニアックな湧水巡りはできなかったため、再度訪問して後日報告します。
 
 
宮城島の斜面の途中にある大きな湧水で、二つの樋から水が流れ出ている。
 
 
 
 
  金網の中がヤンガーで、水汲み用の水槽と溜池を備えている。
 
 
 
  
魚を取らないよう求めた注意書きがある。確かに、たくさんの魚が泳いでいるのが見えるため、子供は魚を取りたいだろう。
 
 
 
 
溜池の広さは幅5mほどである。
 
 
 
 
水槽から溜池へと水が流れ込み、溜池の水も非常に綺麗だ。
 
 
 
 
水量は多い。
 
 
 
 
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