宇地原ホースガー 北谷町宇地原
 
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【場所】
沖縄県中頭郡北谷町吉原1161の道を挟んで向かい側。宇地原公園内のせせらぎ広場にあたる。国道58号線の謝苅交差点から県道24号線に入り、500m行き右へ2車線の広い道に入る。その道に入り100mほど行くと左手にホースガーが見える。

【駐車場】
付近に駐車場はないが、駐車できそうなスペースはある。

【歴史】
「北谷町の地名」という書籍によると、かつては、ウージバル(宇地原)のカーであることからウージガーと呼ばれていたらしい。戦後、全域が米軍の占領地となった北谷村の中で、謝苅はいち早く居住許可地区になたため、人がたくさん入ってきたという。その人々が水を必要としゴムホースを使って、洗濯などをしていたため、戦後にホースガーと呼ばれるようになった。現在はホースガーの呼び方が一般的となっている。

【現在の利用】
現在は公園と一部となり、子どもの遊び場、あるいは若者のたまり場となっているようである。

【感想】
古くからある湧水を、公園として整備しているのは、埋め立てられたり放置されたりしている湧水も多い中で、とても良いことだと思う。ただ、子どもたちのたまり場になってしまいっているためか、ゴミが多いこと、水槽の中が全く見ることができないのは、少々残念ではある。しかし、ホースガーの由来が、ゴムホースから来ているとは驚きだった。歴史を伝える上でも、名の由来を書いた案内板を設置してほしいと思った。


厳重にふさがれた水槽の中から、綺麗な水が流れてくる。厳重に管理されているという点では、仲順ウフカーと似ている。

 

湧出口の前には、新造されたため池と、湧水を利用した小川がある。

この溝を水は流れていく。宇地原公園の一部であるためか、非常に綺麗に管理されている。公園内にある湧水は、与座ガーアカイジュマーなどがあるが、あまり整備しすぎると逆に魅力がなくなってしまうので、難しいところである。

立派な東屋があり、その隣で、水の流れは終わり、暗渠へと入っていく。

 
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