宝口樋川(タカラグチヒージャー) 那覇市首里儀保町
 
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【場所】
儀保駅から市民病院方向へ歩き、儀保交差点を過ぎすぐ左手に入る細道に入る。川沿いの道を歩いていくと、宝口樋川の看板があるので、その標識に従い川沿いの石畳道を歩いていくと宝口樋川に着く。
 
【駐車場】
付近に駐車場はないので、末吉公園の駐車場から歩いてくると良い。
 
【歴史】
案内板には以下のように書かれている。
 
宝口樋川は、真嘉比沿いの急ながけの下に設けられています。そのため、背後は沖縄独特のあいかた積みと呼ばれる石積みで、極めて頑丈に作られています。樋川の前は、石畳になっています。現在あるコンクリートの水槽は、飲料用と洗濯用に水をわけたもので、昭和初期につくられました。
 
もとは入口にあった「宝樋」碑によると、1807年、この樋川を開いたのは当蔵村の平民たちで、その功績によって位階を賜り、その後1842年に大修理を加えた赤田村の平民宮城は士分に取り立てられました。
 
かつては、ジブガーフィージャーと呼ばれ、昔から豊かな水に恵まれ、干ばつにも枯れることのない重宝な樋川でした。近年は樋川の背後が開発され、一時期より水量が落ちていますが、市内でも指折りの湧水量を誇っていることに変わりありません。
 
 
【現在の利用】
拝所として使用されている以外は、現在は利用されていないようだ。
 
【感想】
川沿いにあり、涼しげな水音が響く湧水。水がやや濁っているのが残念だが、那覇市の名水と言えるだろう。
 
 
湧水は崖下にあり、崖は大規模な石積みとなっている。
 
 
 
 
水量は豊富だが、落ち口は破損し、水はやや濁っている。
 
 
 
個別に分かれた洗い場がある。
 
 
 
宝口樋川に下りていく、古い石段。 
 
 
 
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