大謝名メーヌカー 宜野湾市大謝名
【場所】
パイプライン通りの大謝名小の入口の東側に「大謝名メーヌカー」と書かれた看板があるので、その看板に従って石畳道を下って行くと湧水がある。
【駐車場】
駐車場はない。付近は住宅街なので、どこに止めればいいのでしょう?
【歴史】
部落発祥のころからあったらしいので、三山時代にはすでにあったのだろうか?現在の施設に整えられた時期も不明である。大謝名地区の生活水や正月の「若水」や「産水」など全てこのメーヌカーの水を利用していたという。
【現在の利用】
カーウガミ(湧水を拝む)を正月、2月、8月と定期的に行っているらしい。
【感想】
新しいマンションのとなりに、これほど立派な湧水が残っていることが驚きである。水量もあり、心地よい水音が響いており、気持ち良いところだ。
【その他】
メーヌカーに下りる石畳の坂は「カービラ」と言い、25mの長さがある。
ヒージャーガー(地下水脈の全面をふさいで、そこに樋をかける様式)で、3本も樋があるのは珍しい。それだけ水量が豊富な証拠だろう。湧き口の上に水の神を祀っているのが見える。
新しいマンションのとなりに、古い石垣のカーがあるのは不思議な感じである。
水量は豊かで、淡水紅藻の「タニコケモソウ」と「オオイシソウ」が生息している。
古い石畳道が残っている。