西原東ガー(イリバルアガリガー) 浦添市西原
 
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【場所】
那覇方面から国道330号を北上し、西原インターを過ぎトンネルをくぐって、一つ目の路地を右折する。突き当りを左へ150mほど行くと西原東ガーがある。
 
【駐車場】
湧水の前に止められるスペースがある。
 
【歴史】
碑文より
浦添市指定文化財
 
カー(井泉)は水道がまだ整備されていない頃から今日まで、人々の生活に欠かせない水を供給していました。カーの水は人の体を育て、健康を保つセヂ(霊の力)がこもっていると信じられていました。
 
西原東ガーは西原部落の東(アガリ)に位置するカーであることからアガリガーと呼ばれています。水は石灰岩と粘板岩(クチャ)の境目から湧き出ています。
 
アガリガーは600年位前から現存するといわれ、現在の石積みに改善されたのは300年位前と伝えられています。
 
アガリガーは出産のときに使われる産水をくんだ「産井泉」としても使われていました。また、人々から拝まれ、元旦の朝には若水をくんで仏壇に供え、家族の健康と安全を祈り旧暦の六月十五日のウマチーには水神への感謝とむら人の健康祈願をしています。
 
カーの前の「ヒンプン」は行水の隣の「ヒタテ」(かこい)に使われていました。その後、婦女子が水を運ぶ時に、頭に水おけを乗せやすくするための台としても使われたようです。
 
【現在の利用】
拝所となっているが、水自体は現在は利用していないようである。
 
【感想】
小さなガーだが、水量も多く、神聖な雰囲気がある。
 
拝山公園の下に湧水がある。非常に良く手入れされている。
 
 
 
水は澄んでおり、湧水の中に金魚が泳いでいる。 
 
 
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