クラガー 糸満市宇江城
 
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【場所】
沖縄県糸満市宇江城109の西50m。県道7号線の「真壁入口バス停」のある交差点から東へ向かう路地に入り、道なりに900mほど進んだ左側にある。

【駐車場】
付近の路肩に駐車可能である。

【歴史】
クラガーとは「暗井戸」という意味で、古くから地元民の重要な水くみ場となっていたようである。沖縄戦時には湧水の先が自然壕となっていることから、第24師団が陣地として利用し、宇江城一帯は日本軍最後の抵抗拠点の一つとなった。1945年6月28日には、壕入り口を米軍が爆破し、30日には師団長の雨宮中将がこの壕で自決した。そして軍旗の奉焼も行われたという。そのためクラガーの直上には、第24師団を祀る「山雨の塔」が建っている。
 

【現在の利用】
拝所として利用されているようである。

【感想】
集落の中にある湧水であるが、降り井戸式のクラガーは名前通りに薄暗く、少々陰鬱な雰囲気だ。とくに沖縄戦において、自決の現場となったことを考えると、陰鬱さは強まる。明るいイメージの多い湧水の中では異質の存在と言えるかもしれない。
 
 
降り井戸式のガーで、石段を下りて行くと、底に濁った水が湧いていた。台風後だったために濁っていたのか、いつも濁っているのかは不明である。この奥に住民や日本兵が潜んでいた地下壕があるようだ。
 
 
 
 
この立派な門の中にクラガーがある。
 
 
 
この石段を下っていく。 
 
 
 
水は地下水脈から流れ込んでいるようで、その流れがわかる。増水していなければ、右側の枠の中にのみ水が溜まっているようだ。
 
 
 
石段を下りる途中に拝所がある。
 
 
 
クラガーの直上には山雨の塔(第24師団の慰霊塔)が建っている。
 
 
 
この地で戦死した兵士の母親が書いた碑が置かれていた。沖縄各地でこのような私的な碑を見るが、いずれも悲痛な思いが綴られており、心痛くなる。
 
 
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