掛保久の親川 西原町掛保久
 
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【場所】
沖縄県中頭郡西原町掛保久23−2のすぐ西側。国道329号沿いに「味いちもんめ」という居酒屋があり、その脇の路地を入って、100mくらい行ったところに掛久保の親川がある。

【駐車場】
付近に駐車できそうなスペースはない。

【歴史】
案内板には以下のように書かれていた。
 
「親川は、掛保久集落のほぼ中央に位置する掘り込みの井戸で、集落の共同井戸であり、産井でもある。この井戸は水量が豊富で、明治三十七年の大旱魃の時にも水が枯れることはなく、近隣集落から水をもらいに詰めかけたという。
 
戦災で埋もれていたこの井泉は、戦後に修復され、今でも集落の拝井泉として崇められている。現在は、コンクリート製の社殿型の祠が建てられており、下方にわずかな石積みがみられる。これと同じつくりで、親川と呼ばれている井泉が与那原町にもあるが、この井泉と掛保久の親川は、対であると言われている。」
 
【現在の利用】
地元の方の重要な拝所となっているようである。
 
【感想】
一見、何かが祭られているのかと思うほど立派な建屋の中に水が湧いている。このような形態の湧水は沖縄だけだろう。このような形態の湧水は、同じ西原町の小橋川の西ヌカーや、となりの与那原町の与那原親川にもみられる。
 
 
 
規模に比べて非常に立派な石碑、建屋、拝所、看板があり、地元の方からとても大切にされているのがわかる。
 
 
 
ガラス張りの窓に鍵がかかっている湧水は初めて見た。湧水の前に香炉が置かれている。 
 
 
 
建屋の中を除くと、意外にも豊富な水が湧いていた。
 
 
 
湧水の裏には木が植えられていた。
 
 
 
新しい看板があった。
 
 
 
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