ヒャーカーガー 宜野湾市大山
【場所】
大山のケービン道(軽便鉄道)沿いの田いも畑の脇にあるガー。大山小学校と伊佐の間で、唯一海方向の民家が途切れ、畑が見渡すことのできる地点にヒャーカーガーがある。道路から下る歩道がある。看板はもちろん目印となるものもないので、地図を見て探そう。
【駐車場】
駐車場はないが、ヒャーカーガーから見て伊祖方面に畑から民家に変わる所にちょっとしたスペースがある。ただし地元の方が車を止めるスペースと思われるので、止めても短時間にしよう。
【歴史】
製造年などは不明である。ただ1968年に、普天間基地から航空機のガソリンが流出し、ヒャーカーガーから大量に流れ出した。その結果、水田や畑の農作物が壊滅し、水道にも影響を及ぼしたという負の歴史が残っている。今は本当に綺麗な湧水だ。
【現在の利用】
農家の人が野菜や農具を洗ったりしている。また畑の水源ともなっている。夏は子どもたちの遊び場になっているらしい。
【感想】
毎分600リットルの大量の水が出てくるだけあって非常に気持ちが良い。水音が響き、目の前が畑で開けているのもまた良い。足湯のように腰を下ろして足をつけられるのも良い。文句なく名水である。
【その他】
コンクリート造りの珍しい形態の湧き口から大量の水が流れ込んでくる。
洗い物ができるように広いスペースがある。
水は畑へと流れ込んでいく。
足をつけると冷たいというほどではないがひんやりして気持ちが良い