アモールシガー 那覇市小禄
 
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【場所】
沖縄県那覇市小禄5丁目13−12。県道7号線の「ENEOS宇栄原店」の脇から小録変電所に向かう細い道に入り、30mほど行ったところにある。

【駐車場】
付近に駐車場はないが、路肩に駐車することはできるだろう。

【歴史】
案内板には以下のように書かれている。
「かつて、字小禄には、18個所のカー(井泉)がありましたが、その大部分は沖縄戦のために破壊されてしまいました。アモールシガーは、戦前のムラガー(共同井戸)の形を残している数少ないカーの1つです。

アモールシガーは、集落の南側に位置し、周辺の地形より一段と低くなったところにあります。かつては真玉嶽[メーヌウタキ]からアモールシガーにかけては傾斜地で、匂配のある段々畑になっていました。

水の湧き出るところは長方形で、垂直に掘り下げ、内側は大きな石で布積みに積まれ、さらにその上に土留めの石垣があいかた積みで積まれています。井戸口の前の洗い場には石が敷かれ、その周囲は大きな石で囲われています。また、カーへの出入口は、窪地のため階段となっています。

戦前、アモールシガーは、水質がよく、水量も豊富であったため、干ばつには、字小禄だけではなく、遠く字宇栄原からも水をもらいにきていました。

古来、水は大切に利用され、また年中行事や人生儀礼においても大切な役割を果たしてきました。そのため、アモールシガーは、過去の農村生活を知る上で貴重な史跡となっています。」

【現在の利用】
現在は拝所として利用されている程度で、水自体は利用していないようだ。

【感想】

アモールシガーは4mほど掘られた窪地の底にある。

 

この日は台風後で落ち葉が水面を覆っていたが、綺麗な水が豊富に溢れ出ていた。

湧き口の上に香炉が置かれている。

小禄発電所のとなりに、アモールシガーがある。

 
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