宜次の製糖工場跡煙突 八重瀬町宜次
 
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【場所】
糸満市武富927付近。南風原方面から県道82号線を南下し、「アグリハウスこちんだ」のある交差点を右折(西方向)する。500mほどすすみ、「ヤマト自動車整備工場」を過ぎて最初の交差点を左折し、饒波川を渡り、道がカーブするところの左側に煙突が見える。
 
【駐車場】
付近に駐車場はないのが、路肩に止められそうなところはあるので、短時間そこに止めるとよいだろう。
 
【沖縄戦での戦闘】
1944年、沖縄戦直前に宜次集落の製糖組合が建設したものである。工場は数カ月しか稼働されず、製糖工場はアメリカ軍により破壊されたが煙突は非常に頑丈だったためか、破壊されなかったようだ。
 
【感想】
近づくと存在感がすごく、一見の価値がある。戦後69年、保存も修復も破壊もされず、そのままの状態で残っているのは奇跡的なことだ。レンガの厚みが40p近くあり、非常に頑丈で、撤去することもできなかったのだろう。このままの状態で残してほしいものである。
 
 
変哲もない路地に、圧倒的な存在感の煙突がある。高さは20mほどらしい。
 
 
 
煙突の先端が崩れている。また機銃掃射の跡が多数ある。
 
 
 
砲弾が厚み40pあまりに積まれたレンガを貫通している。
 
 
 
沖縄戦を耐え、戦後69年を経た貫禄だろうか。
 
 
 
車道は煙突部分だけ拡張できず狭くなっている。
 
 
 
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