沖縄本島中南部のガスボンベ(酸素ボンベ)の鐘

お散歩マップはこちらから

トップページに戻る
 
 
沖縄では空のガスボンベや酸素ボンベを再利用して時報や火災を知らせる鐘として使用している。塗装して綺麗なものや、さびるに任せたもの、大型の鐘、トラックのホイールをリサイクルして作った鐘など様々なタイプがあり興味深い。当初はあまり興味をもたず、写真を撮っていなかったので、今後写真を増やしていく予定である。さすがにガスボンベや酸素ボンベの鐘の情報は郷土史にすら載っていないので、お散歩しているときにたまたま見つけるとちょっとうれしい。
 
 
西原町棚原のガスボンベの鐘 (棚原公民館前:西原町棚原67)
 
 中型のガスボンベがアカギの樹に吊るされている。この高さだと打ち鳴らすのが大変だと思うのだが。
 
 
 
 
 
西原町津花波の酸素ボンベの鐘 (津花波自治会館前:西原町津花波23)
 
この酸素ボンベの形は爆弾を思い起こさせる形だが、沖縄の人は抵抗がなかったのだろうか?
 
 
 
 
西原町与那城のガスボンベの鐘 (與那城事務所前:西原町与那城11)
 
駐車場の片隅にガスボンベが吊るされている。とりあえず放置しているという感じだ。
 
 
 
 
浦添市当山のふれあいの鐘 (当山公民館前:浦添市当山2丁目37-6)
 
ここの鐘は名前までつけられ、綺麗に保存されている。鐘は赤く塗装されることが多いようだ。沖縄に来て初めて見たガスボンベの鐘がこれだったため、ガスボンベまでふれあいの場にしてしまう沖縄の人の包容力を感じたのだった。
 
 
 
浦添市前田のガスボンベの鐘の台座 (沖縄県浦添市前田187)
 
ガスボンベは撤去され、台座のみが残っている。
 
 
 
南風原町宮平のガスボンベの鐘 (宮平公民館前:南風原町宮平94)
 
公民館の掲示板に吊るされたガスボンベ。園芸が盛んな公民館でボンベは花々に埋もれている。
 
 
 
 
 
豊見城市嘉数のガスボンベの鐘  (嘉数公民館前:豊見城市嘉数1−1)
 
真っ赤に塗装された中型のガスボンベが、御嶽の隣りにあったので驚いた。しかし、御嶽とガスボンベという不思議な組み合わせは沖縄では案外多いようだ。
 
 
 
 
 
南城市大里西原のガスボンベの鐘 (大里西原集落内:南城市大里大里516)
 
昔ながらの石垣の多い集落に、緑色に塗装された小型のガスボンベが、古い電柱に吊るされていた。これほどさり気なく吊るされていると、用途を知っていなければ何かわからないだろう。
 
 
 
 
南城市船越のガスボンベの鐘 (南城市玉城中央公民館船越分館裏:南城市玉城船越108)
 
このガスボンベの大きさは沖縄でも最大級と思われる。ガスボンベのとなりが神聖な御嶽というのも、どうも違和感があるが、これが沖縄だと言えば、その通りなのだろう。
 
 
 
南城市仲村渠のガスボンベの鐘 (仲村渠児童館敷地内:南城市玉城仲村渠725)
 
コンクリートの支柱は傾き、ガスボンベも見事に錆びている。それが良い感じである。
 
 
 
 
糸満市武富のトラックのホイールの鐘 (武富公民館前:糸満市武富16)
 
トラックのホイールを加工した鐘は未だここでしか見たことがない。見た時は鍋かと思ったが、調べるとホイールということを知って驚いた。
打ち鳴らすトンカチも吊るされているので、子供達がホイールを鳴らして遊んでいた…
ここは日本か?とめまいを覚えるような不思議な光景だった。
 
 
 
糸満市潮平のガスボンベの鐘 (糸満市潮平公民館:糸満市潮平113)
 
赤く塗装されているが、かなりさびている。しかし台座はしっかりしており、バチもかかっている。
 
 
 
 
お散歩マップはこちらから

トップページに戻る
 
inserted by FC2 system